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角田裕毅選手がイモラ・サーキットでF1のテスト走行を実施

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角田裕毅選手がイモラ・サーキットでF1のテスト走行を実施

先週末に2020年フォーミュラ・ワン世界選手権(以下、F1)第13戦エミリア・ロマーニャGPが行われたイタリアのイモラ・サーキットにて、Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)およびRed Bull Junior Teamに所属し、現在CarlinからFIAフォーミュラ2選手権に参戦している角田裕毅選手が、Scuderia AlphaTauri Honda(以下、AlphaTauri)の2018年型マシンを使用して、テスト走行を行いました。

走行開始の午前9時30分時点での天候は曇り、気温14度。早朝から立ち込めていた霧が薄くなり、路面はハーフウエットという状況の中でウエットタイヤを履いてのスタートになりました。天候には終日大きな変化がなかったものの、インスタレーションラップと合わせて4度のスティントを経て路面がドライになった5度目のスティントからはドライタイヤでの走行を開始。複雑なハイブリッドシステムを搭載し、ドライビング中にも多くの操作が求められるF1マシンでの初走行となりましたが、チームのエンジニアと随時コミュニケーションを取りながら問題なくドライブし、マシンの感触を確かめていきました。

角田選手は午前と午後にそれぞれ36周ずつ、合計72周(約350km)を走行し、大きなトラブルなく予定されていたテスト項目をすべて終了しています。

なお、日本人ドライバーがF1マシンをドライブするのは、2019年のF1日本GPのフリー走行1回目にScuderia Toro Rosso Honda(現AlphaTauri)から出場した、山本尚貴選手以来となります。


角田裕毅選手

「初めてのF1マシンでのドライブは少し疲れましたが、とても楽しかったです!
ブレーキのパフォーマンスやアクセルの加速がこれまでドライブしたマシンとは全くの別次元だと感じました。今日は競う相手がいたわけではなかったので、F1マシンに慣れ、目標としていた300kmを走り切ることに集中していました。ドライビングについてはステアリングスイッチが多いなどの複雑さはありますが、事前にシミュレーターでのセッションを繰り返し、トレーニングも入念に行ってきたので、特に問題はありませんでした。ハイスピードサーキットのイモラでのドライビングということも含め、F1マシンでの走行を本当に楽しむことができた一日になりました。
AlphaTauriのエンジニアたちとは、先月のシート合わせのときからコミュニケーションを始めました。イタリア人で陽気なメンバーも多いので、冗談を言い合いながら仕事を進めたりと、すでにいい関係を築けています。もちろん、日本語でコミュニケーションが取れるHondaのエンジニアとも、PUについて様々な話をしています。
今シーズンのF2は、残りの2ラウンド・4戦が残っています。自分としては、一つのセッション、一つのラップ、一つのコーナーといった感じで、目の前にある課題に集中するのみだと考えていますし、最終的にそれを結果に繋げられればと思っています」